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2008.4.28
 
「春の旅」
 
 
修学旅行で見た記憶のない建物・・・・何見てた?
 
 
雨が滴る山の風景。雲がすぐ近くに見えました。
 
 
伊勢神宮内宮、宇治橋からの風景。自然豊かで美しく澄んだ場所でした。
 
吉野山をあとにし、大和八木駅まで戻りレンタカーで宿に向かった。
吉野山の近くをもう一度通ることになるのは仕方ないのだ。吉野にはレンタカーという
ものがないから・・・・しかもその吉野から1時間はかかるという・・・・

吉野川沿いをどんどん遡り、いくつもの急カーブやトンネルやつり橋やダムを通過し
もっともっと奥まで行く。しかもあと3kくらいのところから先は幅のせま~い道だなんて。

4時過ぎに大和八木を出て1時間半、やっとのことで「入之波温泉 五色湯」に到着。
でも思ったより早く着いた。 こじんまりとしたこぎれいな宿。周囲は山ばかり。

部屋から見えるのも、小さい集落のほかには山だけ。ほんとに緑、緑、緑。
この何にもない感じに惹かれたのだ!

ネットの書き込みには「値段の割りに食事がおいしい」って書いてあったけど
期待は半分くらいにしておいた。公共の宿だし。安いし。
その心構えが良かったのかもしれないが・・・食べてびっくり、本当においしい!

まず前菜は桜尽くしで見た目もよし。食べて尚よし。

山の中でお造りなんて出されるとおいしくないし辟易するのが常だけど、意外や意外
おいしいお刺身だったのです!

その後のお椀、焼き物、蒸し物、揚げ物、鍋物etc・・・・すべてはずれなし!
高級旅館に泊まっても和食ははずれが多い中、素材、お味ともに天晴れ。

大満足で部屋に戻り、TVなどごろごろ見ながら酔いを醒ましてから温泉へ!
これがまた露天風呂貸切状態。私は本当に温泉運(?)がありすぎる。

本とか水とか持ってきてたらもっと長く入ってたのに〜!ちょっと後悔。
でも歌も唄ったし月明かりと星空がきれいだったし、十分に一人露天風呂を満喫できた。

その後は部屋で、山歩きと慣れない運転で疲れたであろうたらちゃんにマッサージをし、
そうそうに眠りについてしまった。

そして翌日は5時半起床。もちろん朝風呂ですよ。朝風呂!
お風呂に行ってみたら数人の女性と入れ違い。またもや最強の温泉運。
再び一人露天風呂だ。ほんと朝風呂は最高!!!

朝食も張り切って7時半に食べて、8時半過ぎには車の中。
2日目の予定はフリーなかんじ。せっかく自然の豊かな川上村に来たのだからと
屋久島のような杉の原生林に近い「明神の滝」に行ってみることにした。

かなり道幅がせまいということはわかっていたのだが・・・山奥からさらに奥の奥まで
入っていく。しかも・・・なんと前からダンプが来たりする道って?!

たらちゃんは生きた心地がしなかったのだろう。血の気がすっかり引いてしまったようだ。
なのに・・・なのに・・・そんな道を散々奥まで進ませといて「通行止め」の看板。

景色は素晴らしかったけど泣く泣く引き返し、別の滝に向かった。
今度もまた渓流沿いに山道をどんどん登る。もちろん狭い。それでも登る。

散々登ってあと少し!というところで、再び「通行止め」の看板が!ひ、ひどい・・・
仕方なく引き返し、途中にあった小さな滝をカメラに収めお茶を濁した。

まだ時間は10時半過ぎ。でももう滝は勘弁だ。こうなりゃ奈良に大仏を見に行こう!
ということで街に向かって車を走らせる。2時間近くかかりそうだが、しゃあない。

12時半には奈良に着いたと思う。目指すは奈良公園。そして東大寺。南大門。大仏!
車を止め昼食をとってからいざ南大門へ!中学校の修学旅行以来なのでン十年ぶりだ。

奈良公園では中学生が鹿せんべいをせがむ鹿にわらわらと襲われている光景。
何十年たっても人のやることに大差はないのだ。

そうして南大門に到着。で、でかい。そして古い。そこに刻まれた歴史を十分に感じる。
やはり子供の時にはなかった感覚だ。金剛力士像の迫力にも圧倒される。

そのまま大仏殿へ。これまた大きい。大きいことは予想していてもやっぱり大きい。
ただ黙ってその姿を眺めているだけで、心の波が静まっていくようだ。

その後正倉院、二月堂をのんびりとまわる。二月堂から奈良の町並みをながめてから
小さなお茶屋さんで抹茶とわらびもちをいただきながら一休み。

なぜか法華堂はパスして興福寺に向かった。目的は国宝館。阿修羅像があるという
くらいの知識しかなかったが、その味気ない建物に足を踏み入れて驚いた。

まさに宝の山。国宝や重文がわんさかあるのだ。一体一体丁寧に見ていたらかなりの
見ごたえ。こんなにすごいところだと思わなかった。

およそ3,4時間かけて奈良公園周辺を歩き回ってすっかりへとへとになって宿に帰る。
宿に着いてすぐに夕食。2泊目は私たちだけでみんなとメニューが違う・・・ちと不安。

だったのだが、2泊目も大満足の食事。しかも食後のお風呂はまた一人露天風呂。
そしてもちろん、朝風呂もまた一人。ほんと良かったです。入之波温泉五色湯。

3日目は朝8時半に宿を出て、大和八木駅から伊勢市に向かう。昼前に伊勢市駅に到着
したが残念ながら雨。でもそのせいか伊勢神宮の外宮はと~っても空いていた。

雨降る中、緑濃い神宮は本当に自然豊かで心も体も清められる場所。

外宮からタクシーで内宮へ向かう。運転手さんがちゃんと観光案内してくれて良かった。
どうやら外宮は普段も空いているらしい。でも商売しているなら絶対行かなくては!
ということも後から知った。勉強不足。

さすがに天照大神をおまつりしている伊勢神宮内宮には雨でも多くの参拝客がいる。
雨の中玉砂利を踏みしめながら始めての神様へのご挨拶。

さすがにスーパーパワースポットだ。参拝中のエネルギーがすごかった。
これまでに感じたことのない大きなパワー、エネルギーを受け取った気がする・・・

その後、おはらい町やおかげ横丁で松坂牛の串焼きに松坂牛コロッケ、てこね寿司を食べ
赤福本店で念願の赤福を頂き、吉兆招福亭でかわいい招き猫も買った。
雨で靴がびしょ濡れになったことも含め、深く胸に刻まれた伊勢詣でとなりました。

今回の旅はすこし欲張りすぎだったかな?という気もするけど、どこも再び訪れたくなる
いい場所ばかり・・・・・充実の春旅でした!
 
 
2008.4.20
 
「春の旅」
 
 
花矢倉から見た上千本、中千本。
 
 
斜面にへばりつくような上千本の桜。
 
 
中から上まで見渡せる「一目千本」
 
どうもこのブログが日記ではなく旅行記になっている感は否めないのだが・・・
また旅の記録となってしまいます・・・

念願の吉野へ行き桜を満喫して、奥吉野の温泉で心と体を休め、更に奈良で修学旅行を
たどるように大仏を見て、なおかつ最後には伊勢参りをするという贅沢とも散漫とも
言える旅に行ってきた。

本当は伊勢神宮にお参りすることが最初の目的だったのだが、吉野の桜がちょうどいい
時期なので吉野に行ってから帰りにお伊勢さんに寄ろう!ということになったのだ。

しかもまた時間を節約したいあまり、行きは高速バスという手段を選んだ。
安いのはいいけど、中年(?!)カップルにはきつい行程だ・・・

だが、その選択肢が間違っていなかったことを後から知ることになった。

夜、仕事が終わってから新宿を出発し、翌朝の6時前に京都に着き吉野へ向かう。
途中で橿原神宮前というところで近鉄吉野線に乗り換えるのだが、行ってから特急券を
買うつもりでいたのに、気づけば特急券は売り切れ。

吉野線って言うのはかなりのローカル線で車両も3両くらいのかわいい特急なのだ。
しかたなく普通列車に乗り、8時半くらいにやっと吉野駅に到着!

例によって例のごとく、周りは中高年(もしや私達も??)ばかり。朝早いから?
でもとにかく天気は快晴!はやく上に行って桜見たい!

荷物をロッカーに預け、とりあえず中千本行きのバスに乗る。バスは臨時増発されていて
満員になっては出発し、のくりかえしらしい。さすがトップシーズンだ。

今は「中の千本」から「上の千本」が見頃とのことだが、事前にあれこれ調べた結果、
吉野は山なのでとりあえず上まで乗り物で登り、歩いて下るという選択をしてみた。

中千本でバスを降り、そこから奥千本行きのマイクロバスに乗り換える。

小さなマイクロバスにすし詰めのおじさん、おばさんたち。明らかな重量オーバーで
立っている人はつかまるところも無いので、揺れたりブレーキがかかるたび大変な騒ぎだ。

多分9時半くらいには奥千本に到着。ここは桜の開花もまだなので空いている。
まずは落ち着いたたたずまいの金峯山神社をお参りし、下山していく。

吉野が本当に「隠れ里」であることは、歩いてみると実感できる。
よくもこの急峻な山道にこれだけの人里を築いたものだと、その歴史的背景に
思いを馳せずにはいられない。

寺社はもちろん、立ち並ぶ家々も歴史を感じさせるこの道は桜の時期でなくても
きっと楽しめることだろう。

とはいえ、今回は桜がメインなので道に並ぶ茶店などにも心ひかれつつざっと流して
先を急ぐ。

驚いたことに、その急峻な坂道を登ってくる人たちもどんどん増えてきた。
天晴れだが、私はごめんこうむりたい。

桜はいつ見えてくるのだろうと思っていたら、茶店の奥に人だかり。そこが「花矢倉」だ。
人を掻き分けつつ1番前にたどりついてみたら・・・・

見えた!!本当に下のほうまでず〜っと山が濃淡のあるピンクに染まっている!!
その美しさは言葉はおろか写真でも伝えきれない。

そこから先は中千本までその美しい風景の連続。怒涛の攻撃、圧巻だ。

良く見てみると、桜は色々な種類があり満開のものもあれば、終わりかけの木もある。

ソメイヨシノと違って花と葉が同時に開いていたり、枝の先を赤く染めた葉が美しい
種類もある。

白い花、薄いピンクの花、花びらの大きさも形も違うたくさんの桜がほんのりと
山を染めているのだ。これが1種類しかなかったらさぞつまらないに違いない。

ただただ、「きれい!きれい!!」という言葉を繰り返すことしかできなかった。

この美しさを少しでもとどめておきたくて、みなシャッターを切る。もちろん私もだ。
だが、肉眼で見たその光景に到底かなうものではないのだ。
特に私のデジカメ程度では、とても無理。なので写真はほどほどにした。

中千本あたりでちょうどお腹が空いたので、お弁当を買って桜を眺めながら食べることに。
もちろん柿の葉寿司も買って。

この上ない快晴とさわやかな風の中美しい桜を見ながらご飯を食べるなんて最高の贅沢。
何を頂いてもおいしくありがたく思えてくる。

桜を眺めながらの道程の中でもやはり圧巻だったのは「一目千本」といわれる
吉水神社からの眺め。本当に一生に一度は見るべきだと思う。

中千本から下は、参道のお店がぐっと増え更に人もどんどん増え本当ににぎやかだ。
若い人もたくさんいる。

どのお店も古いたたずまいだがこぎれいでセンスが良く豊かな印象。
その中で、目指す店は葛で有名な吉野の中でも老舗中の老舗「八十吉」さんだ。

TVや雑誌でも度々紹介されているので、さすがに店内は席を待つ人で溢れている。
普段は絶対待たない私だが、ここは目的のひとつだったのではずせない。

意外に早く15分ほどの待ち時間で席に案内される。頼んだのは抹茶付のくずきり!

黒蜜ぎらいのたらちゃんは「不思議な食べ物」と思っていたらしいけれど、みずみずしい食感と上品な葛の香りが印象的なくずきりに私は大満足。なんだか夏の香り。

その後、金峯山寺を見学し駅に向かう。下りはケーブルカーに乗ってみようとしたが、
並んでいる人の数を見てびっくり。これなら歩いたほうが早い!

さらに駅まで下ってみたら、登りのケーブルカーに乗るために並んでいる人々の数が
ものすごぉいことに!!見たことのない長蛇の列。2時間くらい待つのではという数。

もちろんバスもだ。駅にはその列をみて及び腰になっている若いカップルもいた。
そのときに朝早い行程を選んだのが正解だったことを知った・・・
 
 
 
 
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